最近のニュースには心の痛む暗い事件が多い。長寿の老人が多い話は明るいめでたい話題なのだが、その老人がもう30年も前から行方不明になっていたとか、白骨化していたとかの話では淋しい限りである。
個人の生活が誰れからも制限される事なく、個人が自由勝手に生きられるありがたい時代なので、30年間も自由に行方不明になれる事もたまにはあるのだろうか。
最近街の商店街がシャッター商店街となるところが多く、個人商店の経営は非常に困難な時代になっている。
それに代って街にはコンビニが増えている。コンビニは一見、住民にとって便利そうに見えるが、私はコンビニが増える事を警戒している。コンビニは住民の利用頻度の多いものだけを取扱い、利用頻度の低いものは置かないように努力する。
個人経営の専門店も商売は同じで、売れるもの優先にしたいのだが、それを続けていると長い間にはお客様から見離される商人の感覚を持ち、商品の中に利益よりもお客様サービスの商品を加え、それに本当のサービス精神を加味して行く。売上げ利益第一主義で行くと個人企業は長続きしない。買う人の立場を考えての商品構成を大事にして、お客様が来店する事が第一で、売上げや利益は後からついて来ると考える。
今のコンビニはほとんどが大企業で、企業は目標第一にならざるを得ない。本部の指示は目標達成が第一であり、顧客サービスは売上げ達成の範囲内での指示になり易い。
個人経営の商店街が程々の繁昌をする事はお客様と個人商店の密接な関係が保たれていると云うことで、住む街の健全度が維持されているからと思う。個人企業の商店の減少する事は住民の住む街の崩壊も始っていると考え、人口減少、後継者問題だけと考えない方がよいと思う。
個人経営商店と住む人の密接な関係は街の健全度に深く関係している。街の本屋さんがなくなるのは、街の本屋さんが一番大切にしていた雑誌を、売れるものは何でも売る考えで始めたコンビニの売上げ第一主義と、それを当り前と考えた取次店の責任なのである。
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