日本一周クルーズ紀行
~2008年5月12日から、10泊11日の船旅~

 今から丁度10年前、長年勤めた会社を卒業した時、勤めの疲れを癒しながら四国のお遍路に出ないかと、親しくしているお寺の住職夫妻に誘われて、私ども夫婦二人ともご一緒することにしました。ほかに男女二人ずつの参加者もあって計8人で出発することになりました。
 運転手付きのワゴン車を使い、第一番の霊山寺をスタートしました。11泊12日の八十八ヶ寺巡りは、心の安らぎと身体のスイッチには、大いに役立ったのです。
 弘法大師と同行二人の旅は、精神面で新しい人生のスタートの、心へのエネルギーの補給が出来ました。忙しい会社勤めの生活には、連続して10日以上の休暇はなかなか取り難いのですが、勤めを終えたタイミングで思い切って実行したことが、今振り返りますと現在の仕事に対して、充分すぎるほど新しいエネルギーを注入することが出来ました。

 10年経った今日、新な充電の期間として休暇をとり大型客船に、又、夫婦二人で乗ることにしました。クルージングをしている時は、船から見える陸地や島の景色を眺め、船内の催しや施設に暇を持て余すことがありません。同乗している人達は年配者が多く、世界中を巡る旅客船を利用している人もかなりいて、同席した時にお話を聞いたりすると、お金に余裕があれば、次にも又、乗りたくなるほど病み付きになるかも知れません。
 ただ、船が大きくても低気圧の接近などで大揺れする時もあり、その時は部屋でジッとしているしかありません。
 船上生活はアテンダーの優しい心遣いで快適です。車椅子や、杖を付いている人も多く乗っていますが、エレベーターで上下出来る便利さは、通路も広くとってあり、不自由さもなく充分行動出来るし、港に着いた時には岸壁にバスやハイヤー、タクシーが着いていて、送り迎えをしてもらえば安心して行動出来ます。健康人でも、大きな荷物をホテルに預けて移動している感じで軽装で出掛けられます。

 5月12日13時に横浜の大桟橋を出港して、10泊11日の行程で横浜港に帰ってきました。実際に体験して見ると、話で聞いたり、雑誌で読んだりしていた以上に、楽しさと利便性を享受し大満足でした。
 このクルーズの企画は「世界遺産紀行 新緑の日本一周クルーズ」と銘打って、寄港する広島、屋久島、浜田、金沢、能代、小樽で日本の世界遺産を逐次巡るのです。
 広島の原爆ドームと厳島神社、石見銀山、白川郷、五箇山合掌作り集落、白神山地、十二湖、旭山動物園観光と、日本列島を北から南まで11日間で要領よく回ったことは、船を使わなければ出来ないと感じています。天候にも恵まれたせいもあり快適なツアーです。



 毎日の食事が楽しみの一つです。ある一日の献立を記してみます。

☆ ある一日の献立 ☆

○朝食 7:00~8:30
  大根と薄揚げの味噌汁
  開きカマスの火取り 卸し大根添え
  鉢蒸し玉子
  オランダ鹿尾菜と千切大根の煮物
  胡麻豆腐 長芋の三杯酢
  納豆 味付け海苔
  ご飯 香の物 白粥 鮭と三葉の雑炊
  日本茶

○ビュッフェ・コーナー 7:00~8:30
  グレープフルーツ 蜂蜜 メイプルシロップ
  カットフルーツ ボイルドエッグ
  菠薐草のオムレツ グリルドベーコン
  ソーセージ ハム
  豆腐ステーキ茸ソース
  フレッシュベジタブル・サラダ
  シリアル各種
  パンとバター マーガリン
  ジャム マーマレード 胡麻ペースト
  フルーツ・ジュース トマト・ジュース
  フレッシュミルク 乳製品
  コーヒー 紅茶

○昼食 11:30~13:00
  正源寺蕎麦
  鮭の柚餡焼 卸し餡掛け
  ポークフィレの梅紫蘇揚げ
  豆腐サラダ
  帆立貝柱とブロッコリの木の芽味噌掛け
  白ご飯 香の物 日本茶
  甘味 海燕の巣とフルーツの葛寄せ

○夕食 18:30~20:15
  前菜 姫さざえ メロン・サーモン薩摩芋の蜜煮
  吸い物 澤煮椀
  造り 鮪 牡丹海老
  煮物 穴子と大根の炊き合わせ
  焼物 牛肉の鍬焼
  蒸物 蟹身の養老焼
  小鉢 分葱と富山産蛍烏賊の芥子酢味噌和え
  ご飯 香の物 茄子 広島菜
  氷菓子と甘味の盛合せ 西瓜 和菓子苺の求肥巻
  飲み物 日本茶

○夜食 22:00~23:15
  きつね饂飩 太巻寿司
  カットフルーツ 香の物 日本茶

文責:豊田 哲   [2008-06-13更新]

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