2009年11月24日(火)日本出版クラブ会館において
第9回目のブックストラテジーサービス勉強会を開催いたしました。
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今回は国立国会図書館 総務部企画課 電子情報企画室 室長 田中久徳氏を講師にお招きし、「国立国会図書館における書籍・雑誌のデジタル化の取組」と題したお話です。
昨今、出版業界で問題になっている「出版物のデジタル化」。 田中氏は現在、国会図書館で行われているデジタル化の流れを中心に、欧米、アジア諸国での状況、著作権に対する取組、今後の出版社との連携についてご講義下さいました。
諸外国に比べ遅れをとっている日本の電子書籍化に対する取組みですが、国立国会図書館では2007年に情報工学博士の長尾氏が館長に就任されてから、デジタル図書館化を推進しています。
デジタル化によって日本の知的資料を網羅的に収集し、インターネットを使って全国一律で閲覧できるサービスが可能になります。また、貴重な資料の保存が実現し、そのデータを利用して再び出版物として発行することも出来るようになります。
著作権問題につきましては、平成21年に著作権法が改正され、国立国会図書館に収める段階での電子化も可能になりました。
国立国会図書館では平成20年9月から平成21年3月まで出版社を招いて、デジタル納本についての理解を深めてもらう活動を続けてきました。
今回の勉強会での田中氏のお話は、今後の出版業界における重要な指針になったのではないかと思います。
また今回の勉強会で、ブックシステムサービスの書籍デジタル化業務「旬報社ライブラリー」についてもお話させていただきました。
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次回、第10回BSS勉強会はドイツ・オランダに本拠地をおき学術書を扱うシュプリンガー・ジャパン株式会社の深田良治社長をお招きし、来年の1月下旬に開催の予定です。